実際のコースによるフライト

  
東京ー富山

   1.はじめに
     ア) 東京ー富山間はANAが運航している。機材はB777−200のを使用しました。
       機材のペイントは sugiyasu氏の「EXE] Exhibition Entrance を使用しました。
     イ) シーナリーは東京・横浜付近は、Shige氏のホームページ 「ようこそShigeのFSページへ」 を使用し、山間部は
      「Japan Satellite Image Sceneryの関東甲信越東海北陸for FSX」 を使用しました。 
      羽田空港のシーナリーは まちゃ氏のホームページ 「FSX便利帳」、富山空港はsusumu氏のホームページ 「Joyful
      Flight Plaza」 を使用しました。

   2.フライトプランの作成
     ア) 羽田・富山間の実際のフライトコースを作成するためにはAeroSim社の「Flight Plan for FSX関東・甲信越・
      北陸・中部」 が必要です。     (ダウンロード版有料)
     イ) フライトコースの作成方法は製品マニュアルに詳しく記載されています。
     ウ)「ナビログ(N)」をクリックすると「Microsoft Flight Simulatorフライトプラン」が表示します。
      この表をプリントアウトしておき、フライトの参考にします。
       フライト画面になりましたらナビゲーションディスプレイやGPSを表示させフライトルートが表示されていることを確認
       します。
     エ) 機 材
      ここでは ANA B777−200 を選択します。
     オ) フライトの保存
       ・ FSX起動画面で「フライト」→「フライトの保存」→タイトルに「東京・富山GPS」と入力→OK

   3.フライト
      ア)GPSによるフライトとします
      イ) GPSにより設定にしたフライトコースを自動的に辿りますが、離陸と着陸を手動で行い、速度、高度その他の設定も
       手動で行います。
     ウ) フライト高度はフライトプランから、24,000ft とします
     エ) 富山空港への着陸は ILS設備がないため手動で行います。
       (susumu氏作品の富山空港シーナリでは ILS周波数109.30MHz、方位201°が追記されていますので、ILS進入
       を試してみてください)

   4. 東京ー富山間のフライト
          
 動 画


   1) フライトルート図
   

 

   
     羽田空港付近
 
   
     富山空港付近

 
 

  2) フライト                                    
(ア) 初期設定

   ・ ALT (高度保持)     24,000 ft
   ・ IAS  (速度保持)        250 kt
   ・ FLAPS               5  度
   ・ 燃  料                30  % 
   ・ AutBrake             RTO
   ・ 着陸灯               ON 
   ・ 計器盤上にGPSウインドウを表示しておく 
     
   

   さぁ これで準備OK!  あなたは札羽田空港34
   滑走路にいます

  




               初期設定

     
  (イ)離 陸
    ・ブレーキを作動させたまま、スロットルをN1の約55
    %まで開き、 エンジンが左右安定したらブレーキを
    はずし、離陸推力(N1の95%)になるまで開き、滑
    走する。
    ・オートスラストアームスイッチ、オートスロットルスイ
    ッチ(A/T)ON
     ・速度が177kt に達したら操縦桿をスムースに引き
   、機首を水平線から10度上げる。
     ・上昇率がプラスになったらギア(着陸装置)を格納
    する。 
    ・高度500ft に達したら右旋回し、針路096で直線
    コースに乗ったら、自動操縦装置(APスイッチ)を
    ON
     (自動的に設定された速度、高度に保持される)
    ・APスイッチONの状態でL NAVスイッチとV NAV
    スイッチON
     (GPSの作動によりフライトプラン通りのフライトと
     なる)
     ・高度1,000ft でフラップを5度から1度に上げる。
    高度3,000ft を超えたらフラップを完全に引き上
    げる。

   
 (ウ)加速・上昇
   ・高度3,000ft を超えたら速度を250kt に加速する。
    (高度3,000〜10,000ftでは速度を250kt 以下
    という規則がある)
           離陸・上昇・GPS作動  








     
 (エ) 上 昇
    ・木更津上空付近で高度10,000ft を超えるので、
   速度を300kt、高度24,000ftに設定する。 
    ・GPSによる巡航が続くので機長席から外の景色を
   堪能してください。
    ・松本空港付近まで高度24,000ft、 速度300kt
   の設定を維持する。 


   (オ)減速開始 
     ・松本空港を高度24,000ftで通過したら速度 200kt
    に設定する。
     (高度24,000ft は変更しない) 



                  減速開始
     
  (カ)降下開始 
     ・富山空港VOR(TOE)を高度24,000ft、速度
    200kt で通過したら高度3,000ft、速度180kt
    に設定する。
     ・フラップを1度に下げる






(キ)降下右旋回 
  ・針路351度で約6分ほどすると右旋回が始まる。
  ・フラップを5度に下げる。
  ・速度が十分落ちない場合は、オートスラスト・スイッチ
   (A/T)をOFFにし、スロットルをアイドルにしてスピ
   ードブレーキ(/キー)で減速する。
  ・速度が落着いたらスピードブレーキを元に戻し、A/T
   スイッチを再度ONにする。

    (画像なし)



   (ク) 着陸態勢  
     ・速度180kt から150kt に徐々に減速していく。
    フラップを10度に下げる。
     ・右旋回が終わると(高度3,000ft)、富山市が真正面
    に見える。フラップを20度に下げる。
     ・着陸体勢を整え、十分に速度を落としておく。 
.    ・L NAVスイッチをOFFにする。
    (GPSによるフライトはここまでで後は通常の操縦と
    なる)
    ・高度2,500ft まで降下し、着陸装置を出しフルフラッ
    プにする。
    ・富山市内に入ったらオートスラスト(A/T)を解除し、
    出力を調整しながら徐々に降下していく。
    (降下するには減速し、機首は下げない)
   ・ APスイッチOFF。
   ・ 出力をN1の約55〜60%になるようにすると滑走
    路へ適切な降下角度で速度を維持することができる。
   ・スピードブレーキレバーをARMの位置にあることを
    確認する。

                 着陸態勢
  
     
  (ケ) 着 陸   
     ・滑走路端を速度135ktで通過したら機首を3度上
    げてフレアをかける。
     ・スラストレバーをアイドルに戻し、主輪から着地する。
   ・スピードブレーキ・レバーを作動させ、スポイラーを
    立てる。(/キー)     
   ・前輪が着地したら逆噴射をかける。(F2キー)
   ・速度が80ktになったら逆噴射を止め(F1キー)、
    ブレーキをかける 












                     着 陸
 

  5.スクリーンショット
        
   羽田空港
   
   
  富士山、南アルプス(右)、甲府市(中央)を望む
   
    
   八ヶ岳(中央)を望む
   
    
  立山連峰を望む 
   
    
  富山市上空から能登半島を望む 
   
    
   富山湾から立山連峰を望む
   
    富山空港シーナリーの比較
    

          デフォルトの富山空港シーナリー                      susumu氏作品の富山空港シーナリー