実際のコースによるフライト


  
大阪ー松山

   1.はじめに
      ア) 大阪伊丹ー松山間の就航はエアーニッポン、日本エアーコミューターが運航している。ここではエアーニッポンの
        YS−11 の機材を使用しました。
        YS−11 はAeroSim の「YS−11for FSX」 を購入したものを使用しました。
        機材のペイントは sugiyasu氏の「EXE] Exhibition Entrance を使用しました。
      イ) シーナリーは大阪・神戸付近は、Shige氏のホームページ 「ようこそShigeのFSページへ」 を使用し、山間部は
        「Japan Satellite Image Sceneryの「中国・四国2004/FSX」 を使用しました。 松山空港はORION氏の作
        成したものを使用しました。(「FSX便利帳」が代理公開)

   2.フライトプランの作成
      ア) FSXを起動する。
      イ) 大阪・松山間の実際のフライトコースを作成するためにはAeroSim社の「Flight Plan for FSX関西・中国・四
        国」 が必要です。     (ダウンロード版有料)
      ウ) フライトコースの作成方法は製品マニュアルに詳しく記載されています。
      エ) ルートの確認
        ・ フライトコースの作成がフライトプランナーの画面が 「1 出発地の選択」が「Osaka Intl]」,  [2 行き先、の選択」
        が「Matsuyama」 になっていることを確認します。
       ・ 次いで「ナビログ(N)」をクリックすると「Microsoft Flight Simulatorフライトプラン」が表示します。表にはウ
        エイポイント、高度、針路、速度、時間が記載されています。この表をプリントアウトしておき、フライトの参考にしま
        す。
       ・ フライト画面になりましたらナビゲーションディスプレイやGPSを表示させフライトルートが表示されていることを確
        認します。
      オ) 機 材
        ここでは ANK YS−11 を使用します。 
      カ) フライトの保存
        ・ FSX起動画面で「フライト」→「フライトの保存」→タイトルに「大阪・松山GPS」と入力→「OK」

    3.フライト
       ア) GPSにより設定にしたフライトコースを自動的に辿りますが、離陸と着陸を手動で行い、速度、高度その他の設定も
        手動で行います。
      イ) フライト高度はフライトプランから、16,000ft とします。

    4.大阪ー松山間のフライト
           
動 画


    1) フライトルート図
    


 

 

大阪伊丹空港付近のルート 
松山空港付近のルート
 
 大阪-松山間ナビログの一部

 

  2) フライト                                   
   (ア) 初期設定

   ・ ALT (高度保持)         16,000 ft
   ・ 松山空港の I LS  NAV1    109.30 MHz
             VOR   NAV2    116.30 MHz
   ・ FLAPS                    15 度
   ・ 燃  料                    30 % 
   ・ ランディングライト             ON
    ・ オートパイロットパネルとGPSウインドウを表示し
    ておく 
   ((オートパイロットパネルは表示→計器
     パネル→AutoPilot または計器盤の
     APをクリックする)








初期設定

   
  (イ)離 陸
    ・ブレーキを作動させたまま、パワーレバーを前進さ
    せて滑走し、フルパワーで100kt に達したらゆっく
    りと操縦桿を引き、離陸する。
     ・機首を水平線から10度程度のピチで上昇する。
     ・上昇率がプラスになったらギア(着陸装置)を格納
    する。 
     ・高度400ft を超えたらフラップをアップし、
      ・APスイッチをON
      ・AUX(GPS/NAV)スイッチをON
      ・VOR スイッチ(NAVスイッチ)をON
      ・ALT(高度保持)スイッチをON    
    (GPSの作動によりフライトプラン通りのフライトと
     なる)

 (ウ)加速・上昇
    ・エンジン回転数は 13,000〜14,000rpm程度にす
    る。
    ・上昇率は 1000ft/min で上昇する。

 (エ) 巡 航
    ・エンジン回転数は 12,000〜13,000rpm 程度, 速度
   150 kt、高度16,000ft でフライト。 
    ・ランディングライト OFF
    ・GPSによる巡航が続くので機長席から美しい瀬戸内
   海の景色を堪能してください。
          離陸・上昇・GPS作動  







   
(オ)降下開始1 
     ・KINOEウエイポイントを通過したら高度12,000ft に
      設定する。
     ・降下率は 1,000ft/min


 
(カ)降下開始2
     ・松山空港を高度12、000ft、速度 180kt で通過後
    大きく 右旋回し、針路333度で飛行
     ・フラップを5度に下げ、高度2,600ft に設定する
     ・約6分飛行すると左旋回が始まる
     ・左旋回中にR Iインジケータを137度に合わせておく
 
 
   
  (キ)着陸態勢  
     ・左旋回が終了し、WP15(ROBIN)を高度
    2,600ft, 針路137度に乗り、空港が正面
    に見えたら
     ・AUTO PIROTパネルのVORをOFF
     ・GPS/NAVをNAVに切り替える(AUX
      スイッチOFF)
     ・APPスイッチをONにする
     ・I ISモードセレクターをAPPモードにする
     ・フラップを20度に下げる 
    ・グライドスロープをキャプチャして(ALTラン
    プが消灯する)降下を始めたらフラップを
    25度に下げる。
    ・着陸装置を出す 
     ・速度150kt から100kt に徐々に減速する
    ・高度1,000ft を切ったらフラップを35度に下
    げる   
   ・高度 500ft を切ったらAPスイッチOFF。 
  


   
              着陸態勢 


 
  (ク) 着 陸   
     ・滑走路端を速度80ktで通過したら機首を3度上
    げてフレアをかける。
     ・パワーをアイドルに戻し、主輪から着地する。
   ・ブレーキをかけて減速する
     














                松山空港
 


    5.スクリーンショット
 
   大阪伊丹空港を離陸
   
   
                              神戸市(右)と六甲山(左)を望む
   
   
   淡路島と明石海峡大橋
   
   
   小豆島を望む
   
   
   瀬戸大橋を望む
   
   
   松山空港着陸
   
    松山空港シーナリー比較   
     
          デフォルトの松山空港シーナリー                      ORION氏作品の松山空港シーナリー