実際のコースによるフライト

  東京ー福岡

   1.はじめに
     ・ 東京ー福岡間の就航はJAL,ANAが主に運航している。ここではJAL B747−400の機材を使用しました。
     ・ シーナリーは東京・横浜は、Shige氏のホームページ 「ようこそShigeのFSページへ」 を使用し、山間部は
       Yosi氏の「Japan Satellite Image Sceneryの関東甲信越東海北陸for FSX」および「中国四国・2004
       /FSX]を使用し、また羽田空港、福岡空港は まちゃ氏の「FSX便利帳」を使用しました。
     ・ 機材のペイントは 「動画で綴るフライトレポート」からダウンロードして使用しました。

    2.フライトプランの作成
     ・ 羽田・福岡間の実際のフライトコースを作成するためにはAeroSim社の「Flight Plan for FSX関東・甲信越・
       北陸・中部」および「九州・沖縄」 が必要です。     (ダウンロード版有料)
      ・ フライトコースの作成方法は製品マニュアルに詳しく記載されています。
      ・ 機 材
       ここでは JAL B747−400 を選択します。 
      ・ フライトの保存
        FSX起動画面で「フライト」→「フライトの保存」→タイトルに「東京・福岡GPS」と入力→「OK]

    3.フライト
      ・GPSによるフライトとします
      ・GPSにより設定にしたフライトコースを自動的に辿りますが、離陸と着陸を手動で行い、速度、高度その他の設定も
      手動で行います。
     ・フライト高度はフライトプランから、34,000ft とします。
     ・操縦方法については、素人の一個人がシミュレーター上で楽しんでいる方法であることをご承知おきください。

    4.東京ー福岡間のフライト
           
動 画

    1) フライトルート図
         
         
 
羽田ー福岡ナビログの一部を表示
 
 
 
福岡空港付近


中国・九州付近

 
羽田空港付近


   2) フライト                                    
  (ア) 初期設定

   ・ ALT  (高度保持)    
34,000 ft
   ・ IAS   (速度保持)      
250 kt
  ・ NAV 1 (I LS 福岡空港16)  111.7 MHz
    NAV 2 (福岡空港VOR)     114.5 MHz
    HDG                  157度
   ・ FLAPS                 5 度
   ・ 燃  料                 30 % 
   ・ AutBrake              RTO
   ・ 着陸灯               ON 
   ・ 計器盤上にGPSウインドウを表示しておく 
     
   

   さぁ これで準備OK!  あなたは札羽田空港34
   滑走路にいます


                初期設定

   
  (イ)離 陸
    ・ブレーキを作動させたまま、スロットルをN1の約40
    %まで開き、 エンジンが左右安定したらブレーキを
    はずし、離陸推力(N1の95%)になるまで開き、滑
    走する。
    ・オートスロットルスイッチ(A/T)ON
     ・速度が177kt に達したら操縦桿をスムースに引き
   、機首を水平線から10度上げる。
     ・上昇率がプラスになったらギア(着陸装置)を格納
    する。 
    ・高度500ft に達したら右旋回し、針路096で直線
    コースに乗ったら
      自動操縦装置(AP)スイッチ   ON 
      高度保持(ALT)スイッチ     ON
      速度保持(IAS/MACH)スイッチ  ON
     (自動的に設定された速度、高度に保持される)
    ・APスイッチONの状態で NAVスイッチON
   ・NAV/GPSスイッチをGPSに切り替る 
     (GPSの作動によりフライトプラン通りのフライトと
      なる)
     ・高度1,000ft でフラップを5度から1度にする。
    高度3,000ft を超えたらフラップを完全に引き上
    げる。

   
(ウ)加速・上昇
   ・高度3,000ft を超えたら速度を250kt に加速する。
    (高度3,000〜10,000ftでは速度を250kt 以下
     という規則がある)
             離陸・上昇・GPS作動  







   
(エ) 上 昇
    ・木更津上空付近で高度10,000ft を超えるので、
   速度を300kt、高度34,000ftに設定する。 


 (オ)巡 航 
   ・GPSによる巡航が続くので機長席から外の景色を
   堪能してください。
    ・広島付近(BASILウエイポイント)まで高度34,000
    ft、 速度300kt の設定を維持する。     
   
  (カ)降下開始 
     ・BASILウエイポイント(広島県上空)を高度34,000ft
    で通過後、速度 250kt 、高度20,000ftに設定す
    る。
     ・高度20,000ft、速度 250kt に達したら 
    高度15,000ft、速度 220kt、 に設定する



 (キ)降下続行 
   ・TTE VOR(山口県上空)を速度 高度15,000ft、速
   度220ktで 通過したら、高度3,000ft、速度200kt
   に設定する。
   ・MALTSウエイポイントを、高度3,000ft、速度200
    ktで通過後、速度170kt に設定する。
   ・フラップを1度下げる。
   ・速度170kt になったらFLAPを5度下げる
   
  (ク) 着陸態勢  
     ・SANDYウエイポイントの手前でGPS/NAVを
    NAVに切り替える。APPスイッチON
     (GPSによるフライトはここまでで後は通常の
      操縦となる)
     ・まもなくローカライザ指針が中央に寄ってくる。
    同時にグライドスロープ指針が上から下りてくる
    と、降下開始する。
     ・降下開始するとALTスイッチが消灯する。
     ・速度170kt から135kt に徐々に減速していく。 
    フラップを20度に下げる。
     ・ 着陸装置を出し、フルフラップにする。    
    ・ 高度500ft になったらオートスラスト(A/T)を
    解除する






  
                着陸態勢

   
  (ケ) 着 陸   
     ・滑走路端を速度135ktで通過したら機首を3度上
    げてフレアをかける。
     ・スラストレバーをアイドルに戻し、主輪から着地する。
   ・スピードブレーキ・レバーを作動させ、スポイラーを
    立てる。(/キー)     
   ・前輪が着地したら逆噴射をかける。(F2キー)
   ・速度が60ktになったら逆噴射を止め(F1キー)、
    ブレーキをかける 
                   着 陸


  3) GPS装置について

     GPS装置は、
    ア)自分の現在位置を調べる、
    イ)目的地がどこに位置しているかを調べる、
    ウ)現在位置から目的地に到達する方法を調べる、
    エ)地形を画像として表示する、
    オ)計器飛行方式を実行する、
    カ)空港、インターセクション、NDB、VORについての情報を検索する、
    キ)VFRまたはIFRフライトプランどおりに飛行する等の機能がある。
   
 GPSの表示
 
  北が上になる
 
  地形の画像
  マップの縮尺調整
    ・メイン計器盤のGPS表示
  マークをクリックする。
  またはFSX起動画面でツ
  ールの「表示」−「計器パ
  ネル」−「GPS]をクリック
  するとGPS画面が表示さ
  れる
  ・小さい方のつまみの右の
 矢印をクリックすると北が
 上になる
 




  ・TERRボタンをクリックす
 ると地形の画像が表示さ
 れる。もう一度クリックす
 ると左の画面に戻る


 
  ・RNGボタンの▽をクリック
 すると画像が拡大する 
 △をクリックすると縮小す
 る


 


   5.スクリーンショット
   
   羽田空港
   
   
  横浜港を望む 
   
 
                                    富士山と富士五湖 
   
 
  南アルプス(左)と立山連峰(上)) 
   
   
  瀬戸内海(左後方は小豆島) 
   
   
   広島上空
   
   
   福岡空港



   空港シーナリーの比較 
   
デフォルトの羽田空港シーナリー   まちゃ氏作品の羽田空港シーナリー 
     
     
  デフォルトの福岡空港シーナリー    まちゃ氏作品の福岡空港シーナリー