ドイツ・スイス・フランスの世界遺産を訪ねて
           
      今回はドイツからスイス、フランスへと世界遺産めぐりをしました。2010年9月22日から9月30日まで行ってきま
     したのでご
紹介いたします。 
      9月22日午前11時50分成田国際空港を全日空便で出発し、ドイツのミュンヘンでルフトハンザ航空に乗り換えて
     フランクフ
ルトには現地時間午後9時15分到着しました。(ミュンヘンで乗り換え待ち時間3時間ありました。) 時差
     はマイナス8時間にサマータイム1時間で合計マイナス7時間です。
      ドイツの世界遺産としてはライン川沿いにそびえ立つ古城群とローレライの岩を含む「中部ライン渓谷」、鞭打たれ
     るキリスト像の目から涙が流れ落ちる奇跡を起こしたという「ヴィースの巡礼聖堂」、スイスのアルプス 「ユングフラ
     ウ、アレッチュ、 ビーチホルン」 、中世の街並みをそのまま残す「ベルン旧市街」、フランスでは「パリのセーヌ河岸」
     (ノートル・ダム大聖堂、ルーブル美術館、コンコルド広場、エッフル塔等を含む範囲)、「ヴェルサイユの宮殿と庭
     園」そして「モン・サン・ミッシェルとその湾」が世界遺産となっており、これらを見てきました。

  
    
    画像をクリックすると写真と説明文が表示されます
   中部ライン渓谷・ローレライ岩  ビデオ
        世界遺産

         (ドイツ)
 ハイデルブルグ城
  (ドイツ・ハイデルブルグ)

ロマンチック街道・マルクト広場
  (ドイツ・ローテンブルグ)


   ロマンチック街道・中世都市
  (ドイツ・ディンケルスビュール)
      ノイシュヴァンシュタイン城
           (ドイツ)
 
 ヴィース教会  世界遺
(ドイツ)

     
     アレッチュ氷河 世界遺産
        (スイス)

          大聖堂 世界遺産  
           (スイス・ベルン)

ノートルダム寺院
パリのセーヌ河岸 世界遺産 
(フランス)


ルーブル美術館 
(フランス)
 
ヴェルサイユ宮殿  
世界遺産

(フランス)
 

モンサンミッシェル  
世界遺産

(フランス)
     
         

       セーヌ川 (パリ市内)
          (フランス)
       
         
  今回の世界遺産を訪ねては、ドイツの「中部ライン渓谷」として世界遺産となっているライン川の両岸には中世の面影を偲ぶ古城がたくさん残
 っていおり、また伝説とハイネの詩で知られるローレライとも会えたし、天気にも恵まれ幸先の良いスタートでした。アルプスの山々をバックに草
 原の中にポツンと建つヴィース巡礼教会の内部の装飾はロココ様式の最高傑作である。
     
   スイスの世界遺産であるアルプス 「ユングフラウ、アレッチュ、 ビーチホルン」は天候には恵まれず雄大なアルプスの全貌を見ることができず
 残念であったが、季節的には夏が良いとのことである。もう一度スイス行ってユングフラウ、マッターホルン、フランス・イタリア国境にあるモンブラ
 ンも見たいと思った。
  フランスはヴェルサイユ宮殿の内部装飾の豪華さと噴水、ブロンズ像、花壇など広大な庭園が素晴らしい。フランスで最も美しい修道院といわ
 れるモン・サンミッシェルは遠浅の海の小島にそびえる幻想的な姿が魅力的だった。
 
ドイツの食文化 
  ドイツの食事というと先ず頭に浮かぶのがビール、ワイン、ソーセージ、ハム、チーズである。ドイツ料理は地方ごとの独自性が強く独特の素材
 や調理法
がある。 

 ドイツの料理は、フランスやイタリアなど南の暖かく食材に恵まれた国々の料理とは異なり、風土的に食材が不足しがちであるため、これを解消
 するための工夫が凝らされているのが特徴である。冬季は、作物があまり取れないためソーセージ、マリネなどの保存食品が発達してきた。
 南米からもたらされたジャガイモは長い不作の時期、ドイツの民衆の飢えを満たす上で多大な貢献があった。そのためジャガイモを使った料理
 が必須のメニューに数えられる。
 今回のドイツ旅行では朝食はパンで昼食と夕食には必ずジャガイモが入っていた。
 
 スイスの食文化
   スイスを代表する料理といえばチーズを使ったチーズ・フォンデュやラクレットだそうだ。
 スイスの家に必ずあるものと言えば、チーズとジャガイモとパン。スイスの郷土料理はこの3つの組み合わせでできている。
 よく知られているチーズ・フォンデュは、チーズ+パンの組み合わせ。小さな鍋で白ワインを暖め、ここにすりおろしたチーズを加えて溶かし、フラ
 ンスパンを角切りにしたものを絡めて食べる

 次に、チーズ+ジャガイモでできる料理がラクレット。チーズの切り口を火であぶり、とろりと溶けたところを、さっとこそげて、ゆでたジャガイモに
 かけて食べる。チーズをあぶってはこそいで、また、あぶってはこそいでを繰り返して食べる。

 こういうのも食べてみたかった。今回のスイス旅行では、昼はアルペンマカロニ、夜は中華料理であった。残念。
 
 フランスの食文化
   豊かな農産物と王制時代の宮廷文化を背景にしたフランス料理が有名であり、上流階級のフランス料理の他にも地方毎に様々な特色を持つ
 郷土料理が存在している。蕎麦のクレープやケーキなどの菓子、バゲットやバタール、クロワッサンなどのフランス発祥のパン、それにチーズ、
 ワインの生産国としても名高い。
  
 高速道路について
  ・ドイツ
   かつては全線無料だったが、東西冷戦の終結、EUによるヨーロッパ経済の統合によって、ヨーロッパの中間に位置するドイツのアウトバーン
 は東西交通の要として重要な存在となっている。そのため、各国からの交通量の増加に加えて周辺の環境対策や道路の整備維持など、莫大
 な費用がかさんできており、現在ドイツ政府は有料化の方向で検討している。2005年1月より12トン以上の大型トラックについて有料となった。
 
  ・スイス
   スイスで高速道路を使用する際は、Vignetteというステッカー(40フラン)を買って車に貼っておく必要がある。。ただし、一度払うと残り一年間
 は何回でも高速道路を使用することができる。また、他国から車でスイスに入るときには国境やスイスの郵便局、ガソリンスタンドでVignetteを購
 入する必要がある。
  
  ・フランス
   フランスも「道路は無料」という原則にたっているが、、高速道路は事実上有料制がとられている。ただし、公共性の観点から無料であるべき
 道路や機能上重要な路線、いわゆる都市内高速道路や港湾道路、国境近郊の道路は無料である。


 今回の旅行で我々の乗ったバスは、トイレタイムにお土産店あるいはガソリンスタンドにお土産店が併設されてそこで用を足したりして、水や
 お菓子を買っていた。日本のようなサービスエリアは高速道路にないのだろうか。ちょっと疑問に思った。 
 
 
 中国人のトイレマナーについて
   パリのオペラ座の近くにギャラリーラファイエットというエルメス、グッチ、シャネルなど高級ブランド品を売っているお店があり、ここに大勢の
 中国人客が両手に紙袋を持って高級品を買い込んでいる。女房の話だが、女性トイレがきたない。便器の周囲には使用済みのトイレットペーパ
 ーが山積みになって
いたとのことだ。流さないでそのまま便器の横に置いてあるのだ。悪臭がひどかったとのこと。ここのお店だけではなく他の
 お店も同様とのこと。中国は水洗トイレの普及率が低く紙質が悪いので、流すと詰まってしまうので使用した紙は流さずにかごの中に入れるとい
 う習慣がある。このお店では大勢の中国人が来たので、すぐにかごがあふれてしまったのであろう。本当は流せるということを中国の旅行会社は
 旅行者に教育すべきである。
 中国は経済発展国と開発途上国とがミックスされた国だ。
   
ミネラルウォーターについて 
   昼食時にあるレストランで、今までビールやワインを飲んでいたので、たまにはミネラルウォーターを飲もうとして注文した。グラスに入れて持っ
 てきた。
 ビンに入ったミネラルウォーターとグラスを持ってくるのが当然と思っていた。「怪しい」 と直感した。どうしようもなく飲んだ。しかし直感
 は当たった。 3日間腹具合がわるかった。やはり水道水だったのだ。硬水だから日本人には合わない。幸いにも大事にいたらなかったが、お腹
 の弱い人であればバスの中で大変なことになったのではないかと思う。ミネラルウォーターはレストランでは飲まないことだ。ジュース類かコーヒー
 にしておいたほうが無難だ。
  レストランもきたない商売をするものだ。 <喝っ!!>